
彼女は「あなたといると安心します」と言った。私は「それは投影方法というもので、ある意味、私は『安全』を示しているが、いつもあなたと一緒にいるわけではないのだよ」と答えた。彼女は自分の父親のことを思い出したようで、これを聞いてつらそうにしていた。
彼女は私と会うことは彼女にとって必要なことであり、会ってくれてありがとう、と言ってくれた。彼女は自分が親からは「良い女の子」であるという、条件付きの愛でしか愛してもらえないということを言い、親からは一人の人間としては見てもらえないということを話してくれた。私は彼女の話を聞きながら、親からの承認、受け入れ、ケアを必要としている彼女の子供としての自己と、彼女の大人の自己ー境界線を引き、彼女自身のなりたい人となる、そのような自分ーを見ることができた。
これら両方の自己を誰かに見てもらうということは彼女にとってはとても嬉しいことだった。この瞬間、私たちはお互いにフォーカスしていた。私は今自分が心を開いていて彼女を受け入れることができ、彼女が誰かに手をとってもらい、サポートを受けて、誰かにかまってもらうと同時に、彼女が自分の人生を変えていく、その両方をできるということを伝えた。
彼女は多くのレベルで共鳴してくれました。私は彼女に大人として話し、私たちの間にある境界線と私たちの間にあるつながりを伝えた後、彼女に子供としての自分になり、私から必要としているものを言うよう促した。
彼女は今までずっと父親から、自分は大切な存在だと言ってもらいたかった、と答えた。私は自分自身大人になった娘がいたので、彼女のために「父親モード」で話すことを快く引き受けた。そして、私は彼女の「父親」として、彼女がどれだけ私にとって大切かを話した。
それに対し彼女は「どんなことがあっても私のことを愛している」と言って欲しいと言った。そこで私はそのことを彼女にいい、また彼女がしたことに賛成していなかったり、彼女の正確の好きではない部分があったとしても、家族としての愛に根ざしているということを伝えた。
私は彼女の本当の父親ではなかったが、彼女が必要としていることばを伝えることができ、彼女には自分の父から聞くのと同じくらいのインパクトがあった。
それは、セラピーでしっかりとした人間関係を結ぶことによりうまれることであり、人々をこのようにして変えることができるのである。
彼女はセッションのあと、自分に一体感を感じ、自分の大人と子供の自己を一人の人として結合することができた。