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2014年4月24日木曜日

Upcoming workshops in Romania

H folks.

I wanted to let you know that I will be running two workshops in Romania in May.

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Workshop #1
Host:
Societatea de Gestalt Terapie din Romania

Workshop subject:
A Gestalt approach to working with couples

City:
Bucharest

Contact:
gestaltro@yahoo.com
ph +40 (21) 319 69 52

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Workshop #2
Host:
AMURTEL Romania

Workshop subject:
Psychotherapy and spirituality

City:
Bucharest

Contact:
didi@amurtel.ro
ph +40 (744) 565 252

2014年4月18日金曜日

Case #27 - 道徳的な潔白さ

ジョンは小さな会社を経営しています。彼の悩みは、道徳心が強すぎるほど厳格なことです。たとえば、市場のような「なんでもあり」な場所でさえ、彼は強い信念を通そうとして人々に食ってかかるのです。責務を真剣に果たす、両親を尊敬する、そして伝統に従うといった彼の性格は、彼の家族とまったく同じでした。
しかし、彼はそんな性格を重荷のようにも感じていて、道徳的に潔白なことが本当に良いことかを想像してみました。もし誠実ではないこと(たとえば産業スパイを雇うといった)をしなかったとしたら、彼の商売は廃業になってしまうのではないか?
私はまず、彼がいまの世界に居て強さを感じられるかを探ってみました。しかし、この試みは彼の心を動かすには至りませんでした。現実の世界は彼を満足させていなく、同時に彼はその厳格な道徳心の枠に留まりたいからです。
そこで、私は彼に、二つの両極にあるものは何かと訊ねました。道徳心の強い歴史上の人物と「なんでもあり」な人物だと彼は答えました。
私は、彼が選んだ二人の中に順番に入って会話してみるように促しました。彼にとってそれはとても難しいことで、それぞれの役から抜け出したがっています。彼は「単純に二つを合わせることはできないの?」と言っています。しかし、統合は簡単には起こりません。
厳格な人の役の時、彼は深く長い中国の伝統に従いたいと言っているし、他の役の時は、その価値観に妥協したいと言っています。
ここでひとつ分かったことは、彼が大切にしている伝統を重んじる気持ちは、中国の文化に深く根ざした倫理的価値観だということです。
そこで私は、二つの役から外れて彼が座っていた椅子に戻り、二つの役に話してみるように提案しました。彼は伝統を深く認識すると同時に、もうひとつの役(なんでもありな性格)から何か良いことを学べるかもしれないということを認識しました。
これは彼にとって、大きな一歩でした。
私は、彼には自分で選んだ一人ではなく、二人のアドバイザーがいて力を与えてもらっているのではないかと指摘しました。
彼はそれを聞いて気分が楽になり、もう一人の新しいアドバイザーを認識することができました。
彼は、絶対に崩れることのないとても真面目な性格が人生の側面にある、ということを教えてくれました。
二人のアドバイザーがいることが分かりました。一人は彼の責任について思い出させてくれて、もう一人は無礼で無責任で楽しいこと優先する性格です。
繰り返しますが、彼は二人のアドバイザーがいることに安心感を覚えています。しかし、彼は最後の決断ができずにいます。私が彼に「楽しい性格」の人が誰か特定するよう言うと、彼のいとこだと言います。彼は当初、そのいとこを悪く思っていましたが、いまは感謝の眼差しで見ることができます。さらには、今後一緒に過ごしてみることも考え始めました。
ここで使われたのは、ゲシュタルト療法に基づいたアプローチでした。一つの価値観があれば、そこにはもう一つの正反対なものがあります。片方に偏りすぎると分裂が起きてしまいます。ゲシュタルト療法のプロセスは統合を目指すものです。単純に理性的に理解するというよりは、両方の価値観に十分に触れてみるというプロセスを経て統合は起きます。
彼のケースでは、通常の言葉を使った試みは通用しませんでした。クライアントの変化とフィードバックに責任を持って対応するのに必要だったのは、柔軟にその場で試みを変えてみることへの意欲でした。

2014年4月8日火曜日

Case #26 - ギブ・アンド・テイク

トレーシーは、一人で旅行をするのが好きな女性です。彼女は、自立した女性であることをよしとしています。彼女は数週間に一度自宅に帰り、数日間そこで過ごします。それが彼女にはちょうどよいのです。彼女には自分専用のアパートがあり、それが夫にはちょうどよいのです。なぜならば、もし彼女が高い水準の生活をしていると、それが大きな口論を必然的に引き起こしてしまうからです。
彼女は、自分の人生は自分のものであり、息子が大きくなったこともあり、家庭内の責任を持たなくてもよいと思っています。そして、彼女はいまのライフスタイルや仕事を気に入っています。
ところが、彼女には家に居るとすぐにパニックになるという悩みがあります。
私は彼女に、両親のことについて深く話を聴いてみました。彼女が小さかった時、母親はたくさんの子どもたちの世話で忙しく、父親は彼女を愛していたけれど、男の子のように振る舞うと何らかの特別扱いをしていました。彼女が注目されるには、プレッシャーを感じながら男の子のように振る舞うか、よい子を演じなければなりませんでした。最も重要な点は、注目されるか、そうでない時は自由であるという「どちらか」でしかなく、中間は存在しないということです。
次に私は、夫との関係についてあることを試みました。
私たちは立って顔を合わせました。そして、手で丸い形を作るというジェスチャーをしました。それは注目されたいという意味です。手で押しのけるジェスチャーは自由を意味します。
彼女はすぐに動揺しました。彼女は注目されたいというジェスチャーをすると、プレッシャーを感じ、パニックになってしまいます。
私は、彼女が夫から注目されて自然にいられるのを、どのくらいの頻度で感じたいかを尋ねました。彼女はもっと自由を感じたいと言いました。私は、義務感なくいられるのはどのくらいの頻度かを尋ねました。彼女は年に2回ほどで、数日間と答え、他の時間は自分のために使いたいと言いました。
これは、私自身の人間関係には当てはまりませんでしたが、彼女が望むものとして受け入れてみることにしました。
ワークはそこから始めました。彼女が注目されたいのはとても短い時間で、それが過ぎると自由が欲しいという立場になります。彼女は、彼から注目されると不快だと言います。
私はその状況を再現してみることにしました。私が夫の役になり、注目されたいというジェスチャーをしました。彼女はすぐにその手を強くはねのけました。
すると、腹立たしさがこみあげてきました。彼が彼女と一緒に居るときは、彼は彼女から何かを欲しがります。そして、彼女はいつも何かを与え、決して何かをもらうことはありません。そのことが原因で彼女の怒りがこみあげ、何度となく同じことが起きてしまうのです。彼女がはねのけると彼は欲しがり、彼女はもっとはねのける…というように。
私はもう一つの手、すなわち何かを与える手を加えてみることを提案しました。明らかに彼女は、これ以上何かを与えることができません。私は夫の役に「与える手」を加えました。そして、彼女に注目して欲しくて、受け取る役をしてもらいました。
彼女が与える役をすると、怒りがこみあげてきました。彼女は彼から何も受け取ったことがないと感じていて、それが何年ものあいだに渡って続いていました。
言うまでもなく、私は彼女に「いま、ここ」を感じてもらい、怒りを表現し終わってから「与えてもらうこと」をするように提案しました。彼女は賛成しました。すると、彼女は受け取ることに深く感動しました。しかし、すぐに彼女は不安になりました。なぜなら、受け取ることへの代償は与えることを意味していて、彼女はそれを恐いと感じているからです。
与えることと与えられることのサイクルと、その深い側面があらわになりました。
私はワークのやり方を変えてみるという提案をしました。私が彼女に与え、彼女が受け取る。不快を感じたら、いつでも役割を交換できます。彼女が快適でいられる範囲で与えられたものを返し(私が受け取り)「借りていること」から開放されるということをしてみました。
ワークを進めると、彼女がそれを繰り返すリズムがとても速くなってきました。それぞれの役で、ほんの数秒という速さです。彼女はこのやりとりを快適に感じていて、どちらの役でも必要以上にそこに留まることはありませんでした。
この経験は彼女に深い洞察力を与え、彼女が待ち望んでいたけれど、完全に諦めていたものを経験することに繋がりました。
大切なのは置かれた状況を「治す」とか「治療する」ということではなく、自覚しながら冒険してみることなのです。結果として彼女自身やその背景、そして与えることと受け取ることに対して、より深い自覚と経験が生まれました。
ゲシュタルト療法の試みにおいて、このような新しい経験は「解決法」ではなく、何が可能かという提案をして経験を促すものです。その結果として、個人の世界は広がります。それはまた、いままでの環境にはなかったものを経験することで、癒しの経験ともなります。
このワークのプロセスは、彼女の問題の背景を探ることから始まりました。問題の本質が分かると「いま、ここ」を感じる試みをしました。それを可能にするには「○○をすべき」といった考えに捉われず、彼女のリズムで進める必要がありました。
私自身をワークの参加者として使うことは、彼女がどの位置にいるか、何を必要としているかを見つけることができる上に、彼女自身の中にある本質に直接触れて、真相を経験することを意味します。
そこには、もうひとつの試みもありました。私が「与える」という3つ目のジェスチャーを加えたことです。それは、彼女にとって明らかに欠けていたことであり、大きな影響を与える要素でした。大きな代償を払うことなく「与える」という経験を通して、彼女は「与えられた」ということも経験しました。

© Lifeworks 2012

Contact: admin@learngestalt.com

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