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2016年5月24日火曜日

Case #77 - 冷静さを保つための「バリア」

トムはある問題に関して「視野を広げることができるよう」助けてほしいと言った。彼は信頼関係の大切さを語り、私なら信頼できる人だと言った。
私ははじめに、彼には心を開きたい部分があるのと同時に人には見せたくない部分もあるだろうという推測を述べた。彼には言わなかったが、彼が自分の気持ちではなく「考え」について語ったことをも心にとめておいた。それはトムの感情を取り扱う上で慎重にすすめていかないということを示していたからだ。
私は更に「信頼」とは彼にとってどのようなものかを聞いた。
それは、心理学上で「信頼性」とは重要なものなのだが、それと同時に「信頼関係」とは人の創造によってある程度作られているものでもあるからである。それはクライアントが自分の期待を「信頼」し、セラピストがどのような人かというイメージを抱き、またある程度自分の体験に関して物事を描いていかないといけないからである。なので、クライアントの言っていることを必ずしも真に受けてしまわないように注意しないといけない。
彼は自分が裏切られた場面についていくつか語ったが、それらはどれもビジネスでのシーンだったので、私と彼との間でいう「信頼関係」とはどのようなものを想像しているのかを説明してもらった。それはゲシュタルト法ではいつも「わたしとあなた」、「今おかれている立場」に焦点をおくようにしているからである。彼は「あなたの人生の決断や心理学者として働いている理由をしりたい」と言ったので、私は自分が今の仕事をしている理由をいくつか挙げた。それらは人に仕えること、効果的なセラピーを行うこと、未解決の心の問題を解決すること、楽しむこと、自分の給与を得ることなど、だと言った。私が今の仕事をする上での決意や考えを包み隠さず話したので、トムは納得してくれた。
私は彼の今抱えている問題について聞くと、元妻のことだと言った。その言葉を発した途端、彼は感情的になってしまった。私はそれをトムに指摘したが、彼は何も言わなかった。
しかし今の状況を説明し、彼らには息子がいる事を話した。彼は家庭を築くためにちょうど良い場所を探そうと頑張っていたのだが、元妻はトムの見つけたところはどこも好まず、また自分からも探そうとしなかった。とうとうトムは怒りがたまり、元妻に「俺たちが一緒に住むためは二人が納得いくところを探さないといけない。色々な候補を探しだしてみて、君の意見も取り入れたいから考えてくれ。」と言ったのだった。しかし彼女は何も答えをださず、彼らはとうとう考えが一致することなく別れてしまった。
更には、彼らが別居し、その後離婚をしてからは、元妻は彼と全く話しをせず、また息子の面倒も見たがらなかった。そのためトムたちは父子家庭になり、彼女は今13歳になる息子を年に何回か訪れるだけだった。
今週末は元妻がくる週だったが、息子は母親に会いたがらなかった。
トムがこれらのことを語っているとき、彼の目には感情があふれていたが、私がこの事を指摘すると彼は必ず「私は今落ち着いています」と言った。
この苦しい状況の中で解決法を探るには、彼の「心の未解決の問題」を取り扱う必要があると指摘した。また、そのためにはトムが自分の気持ちと向き合わないといけないことも指摘した。だが彼はいずれも無口のままだった。私はトムの助けになるかと思い、彼が今感じているであろう感情をいくつか並べてみた。それらは哀しみ、後悔、怒り、いらいら(フラストレーション)などだった。
彼はうなずき、特にいらいら(フラストレーション)を感じていると言ったのでわたしは体のどの部分でそれを感じるかを指すように言った。彼は自分の腹部を指したので、その感情をそのまま保つようにと言ったが、彼はまたもや「落ち着きを取り戻した」と言った。
なので私は彼にもう一度腹部に感じるフラストレーションが具体的にどこにあるかを感じるように言い、彼はある一定の場所でだけ感じると言った。それはあばらの下の部分で、そこから上は「平静」なのだという。
私はこれはゲシュタルト法で呼ばれる「創造的調節」であり、私たちが困難な状況に陥ったとき、圧倒されてしまわないように「冷静さのバリア」を張るのだと説明した。この対策法はその時は有効なのだが、時が経つにつれ、私たちのくせになってしまい、そのうち役立たずになってしまう。ゲシュタルト法ではこれを「抵抗(resistance)」と呼び、私たちが今の状況から目をそらすために用いることがある。これらのものは人間には必要であり役に立つものであるが、もっと意識的に取り扱う必要がある。
私はトムにこれらの事を説明し、かつては彼の「バリア」は有効的だったが、今になっては他の方法で自分自身の気持ちと向き合わないといつまでも未解決のままであると指摘した。また、そのためには彼の協力と彼が以前語った「人生の目的や決意」を知り、彼自身のモチベーションが必要だと言った。
彼はうなずいたが、私の助けが無いとなかなか難しいことは分かった。なので、私は彼に同情を示し、今彼のおかれている状況がどんなにかつらいだろうか、と語りかけた。私は自分自身のつらかった体験を語り、彼が今おかれている状況で様々な強い感情を感じているであろうことを言った。
また元妻の言動からはなぜ彼女がそのように無関心のままであったか理解できなかったので、トム自身の努力も必要だと指摘した。彼も元妻の行動は理解できなかったが、半分あきらめていて、しょうがないのでありのままで受け入れる、と言った。確かに彼が言っていることは正しいが、それでもトムは自分の気持ちをきちんと整理する必要があり、ここの部分は「冷静さのバリア」で守られていない部分であることを指摘した。また、怒りが彼の代わりに息子の中にでてきているということも指摘した。
これらのことを全て述べてから、もう一度自分の腹部に感じる感情を言葉にするように言った。トムは「怒りがある」と言い、私はそれらの感情を何かに例えるように言った。
彼は「肉入り蒸し団子(dumpling)」と言ったので、私はそれを説明するようにお願いした。彼は外側は皮に穴があいていて、中には身が詰まっているさまを語った。中の身は「黒いもの」。それは、彼の感情の中枢となる部分だった。私が彼に「黒い身の部分」に成りすますように言うと、彼は自分の心には「黒いもの」の破片があると語った。
私は彼のこの言葉を聞き、トムとのセラピーは思っていたよりも長くなることが分かったので、彼にそれを伝えた。
こう伝えた後、彼にその「黒い」かけらの部分に意識を集中するように言った。彼はだんだん感情的になり、「でも彼女(元妻)は私の心のこの部分はどうでもいいのだ」と言ったので、私は「いいえ、今わたしはあなたとともにいて、あなたの心の声に耳を傾けています」と答えた。
私たちはしばらくその場でお互いの存在を感じ取った。今回は彼の目に怒りがあらわであるのが分かった。彼はやっと私に自分の感情を見せることができたからだ。
しかしすぐにまた「心が落ち着きました」と言った。
これが彼の創造的調節(creative adjustment)であり、つまり自分が受け止められるだけの感情を感じると同時に自分の怒りと少しずつ向き合いはじめていたのだ。
トムとのセラピーはこのような一連を何度も何度も繰り返し、ゆっくりと彼の心につもった怒りを出して行く必要があると私は分かった。このようにしばらく時間をかける必要がある時もクライアントにそのことを明確に伝えることはとても大切である。私たちは今回のセッションで多くのことを達成したが、まだまだ課題は残っていた。

2016年5月16日月曜日

Case #75 - 自分の想い、人からの期待

ブリジットは18年共にいる夫との間に諍いがあったので、私に会いにきた。それは彼女は両親に一緒に住んで欲しいのに、夫はそれを嫌がったからだった。
そこで私はいつも通りクッションを2つ用意し、一つは彼女に、もう一つは夫に見立てて「会話」をすることにした。
「会話」をすすめていく中で分かったことは彼女は幸せな家庭を築いていて、自分だけが幸せな想いをしているようで、両親に対して罪悪感があること、また両親の気持ちも配慮しないといけないという考えを持っていることだった。
「罪悪感」というものは「ねばならない」という思いが裏に隠れている事が多いので、私は彼女の罪悪感を取り扱うことにした。するとやはり、彼女は「私は両親よりも幸せになってはいけない」という思いを抱いていたのだった。
今度は「ねばならない」という思いを擬人化し、「ねばならない(こうしなければいけない)」と彼女との対話にした。「ねばならない(こうしなければいけない)」という思いはブリジットにお説教をし、両親に対し「良い娘であるべきだ」と言った。そのように言われた彼女は逆切れし、「私が自分の人生をどう歩かを決めつけないで」と言った。
私は彼女に対話を続けるように促した。しかし、彼女はとうとう「ねばならない」に降参してしまい、「分かった、分かった」と言った。だがこれは本当の意味での同意では無かったので、私は彼女に対話を続けるようにいった。
すると彼女は突然5歳の頃のある出来事を思い出したのだ。それは、母親が彼女にご飯を食べさせながら「あなたが大きくなったら今度は私の面倒を見るのよ」と言っていたことだった。私はこのように言われた彼女に対し、5歳の自分では無く43歳の自分として母に答えるよう促した。すると彼女は「私はあなたの娘であって、母親では無いのよ。私があなたの面倒を見ないといけないというのは、なんだかおかしいわ。」と言った。
彼女は母親にはっきりと自分の気持ちを伝えることができた。また、そうする中で彼女の中で何かが変わったのだ。人が物事に対して新しい見方を知り、それを感じ取る具体的な体験をし、「気」の変化が起こるとき、心理学では「統合」と呼ぶ。
ブリジットがはっきりと自分の気持ちを言葉にすることにより、彼女は物事をうまく「消化」し、自分の心の養いになるものだけを受け取り、不要なものは捨て去ることができた。
「ねばならない(こうしなければいけない)」という思いは私たちが社会や両親から受け取った消化しきれない考えなどを指している。それらはある意味正しいことで道徳的価値のあるものだが、人それぞれによって受け取りかたも違う。そのため、その人に合う方法で伝えないといけないのだ。そうでないとそれらの言葉が無意識にも意識的にも圧抑を持つことになり、私たちはそれらの言葉を外からのメッセージやアドバイスとしてではなく、自分の心の中に取り込み、自分を苦しめてしまうことになるのだ。
ゲシュタルト法ではこのような無意識に取り込んでしまった考えを取り扱い、今のクライアントの状況と照らし合わせるようにしている。

2016年5月8日日曜日

Case #74 - 癒しの手を受け入れる

私はアナベルが自分の人生や人間関係について詳しく語ってくれて非常に助かっていることを話した。私たちはお互い相手の話を聞く事ができ、お互いの価値観を共有することのできる場を私は提供するようにした。なので私はカウンセラーという立場はおいて、自分も色々なことを打ち明け、自分の価値観と行動、他の人に対しての気持ちや相手に何かをしてあげることの中で自分がどう思うか、また自分自身の必要や自分ができることに限りがあることなども話した。
アナベルは自分が相手に何かをしてあげることは容易にできるのだが、誰かに何かをしてもらうことはなかなか受け入れにくいと言った。更には、食すことにおいても楽しみをあまり感じなく、いつも無理して食べているということも話してくれた。
まず、彼女が話した「食べ物の問題」は心理学的には大きな問題を抱えていることを表しているが(食べ物というのは子供の頃の家族関係やまわりの人との関係を表している)今は心理治療関係にフォーカスしたかった。
そこで彼女が誰かからの「養い」を受け入れることのできるアクティビティを考えてみた。
私たちは手を取り、彼女の手をゆっくりとなでてあげた。彼女は同じ動作を私にもし始めたが、それは「受け入れる」ことよりも「相手になにかをしてあげる」という好意になっていたので、私は彼女をとめた。私はこのことを通し彼女が人から愛情と養いを受け入れることができるかを見てみたかった。しかし、彼女はなかなかそれを受け入れることができず、腕がかたく、まるで硬直しているかのようだと言った。また彼女は唇をかみ、私が差し出している「癒し」を拒んでいるようだった。
なので彼女の手を取ったままの状態で彼女の腕をゆっくりと上にあげ、動かした。彼女の腕をゆっくりと回しながら、体の力を抜き、リラックスをして、私に身を任せるようにと言った。しかし彼女はなかなかリラックスすることができず、私の手をしっかりと握り私が彼女の腕を動かす動きに合わせて自分でも腕を動かしてしまった。
私たちがこの一連の動作をする中で、彼女は少しだけリラックスし私に身を任せることができたが、なかなか私に「完全に頼り切る」ことができなかった。
なので私は宿題として他の誰かとこのアクティビティをするように課題を出した。
またこれからのカウンセリングで必要になってくるものは様々なことがあるが、特に彼女が他の人に頼ることができないことや「食」というものが成長して行く中でどのように彼女に影響を与えたかを知る必要がある。
ゲシュタルト法では「壁」にあたった時、それを押し倒していくのではなく、その「壁」があることを認識しそれを受け入れるようにしている。また創造的調整(creative adjustment)をもたらした環境や理由を探るため、家族関係など全体的なことを見る様にしている。そして「創造的調節」を受け入れ、理解し、肯定的に扱うようにしている。こうすることにより、私はアナベルがなぜそこまで物事を手放すのを恐れているのかをよりしり、彼女が手放すことで何を失うことを恐れているのかを知ることができる。おそらく、彼女の家族関係の中では「信頼」や「(人への)委ね」は良い結果をもたらすものではなかったのだろう。
このような背景があるため、今後のセラピーでもゆっくり、彼女のペースに合わせて行く様十分注意しないといけない。彼女が「癒し」を受け入れることができるよう、一歩一歩すすめていかないといけないのだ。
また、セラピーで実際に食べ物を使うこともできる。例えば、切ったりんごを用意し、りんごを食べる一つ一つの動作を通してどのように感じるかを考えるアクティビティなども効果的だと思う。ゲシュタルト法では「何かをすることに漠然とついて話す」ことよりも実際にそれをやってみて、その行動を通して自分がどう感じるかを認識することに焦点をおいている。

2016年5月1日日曜日

Case #73 - 相手を通して自分の気持ちをしる

マルタはカウンセラーだったが、とても理性的な人で、自分自身の気持ちを理解することがなかなかできないと嘆いていた。
私は、まず今ここにいること、こうして会うことにより何を感じるかにフォーカスすることにした。それは具体的には、今こうして私と会うことにより何を感じるか、私たちの「触れ合い」は彼女にとってどのようなものであるかという質問だった。私は彼女に質問するごとに自分の気持ちも話した。
次に部屋を見渡しながら一人一人の人を見て、人それぞれによって自分が違う感情を抱いているのだということを感じ取るよう彼女に促した。
そして最後に、私自身が「カウンセラー」という立場から「クライアント」へと切り替えた。彼女は私の感情にすぐ気がつき、「あぁ、あなたは哀しいのね。」と言った。私は大切なことは彼女自身の気持ちであると指摘した。それは彼女自身が自分の「哀しみ」を体験することだった。まず自分がどのような感情を抱いているのかを知ってから、私がどうして「哀しい」のかを聞く様促した。今回、私が「哀しみ」を感じていると指摘した彼女は当たってはいたが、このようにすぐに思い込みをしてしまわないよう注意しないといけない。人は「自分は相手の気持ちを察する事ができる」と勝手に思い込んでしまっている時がある。ゲシュタルト法ではこのような考え方ではなく、必ず境界線を引き、まず自分自身の感情に敏感であることを促している。私たちは相手の気持ちを察し、それが当たっているか相手に聞かないといけない。相手の気持ちを「知っている」、「分かっている」という考えは相手に対して失礼であり、また相手のためにもならない。
もっと心理学的な用語を用いるとしたら、このことを「投影」と呼ぶ。私たちが相手の気持ちを100%分かりきることはできない。それは相手の気持ちは相手の心と体の中にあり、私たちは相手の心を持っているわけでは無いからだ。もしかすると私たちの感情は相手のものと一致するかもしれないが、それはあくまでも私たち自身のものである。
そのため、「投影」というのは私たちが自分の感情を道しるべとしながら、相手の気持ちを想像するというものだ。こうすることにより、私たちはこの世の中に順応していくことができ、他人の気持ちを理解し、(願わくば)相手と同じことを感じることができるのである。しかし、まず相手の気持ちを確認せずには自分の「察したこと」が合っていたかどうかは分からない。
ゲシュタルト法ではこのような会話の中で相手の気持ちを伺い、コミュニケーションをとり、自分が相手のことを正しく理解していたか確認するために正確な言葉を用いることが重視されている。私たちが相手とうまくコミュニケーションをとることにより、あいまいで僭越したもではなく、はっきりと相手の思いを理解することができる。

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