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I teach and practice Gestalt therapy, Career decision coaching, and Family Constellations work. As well as Australia, I teach workshops and training in China, Japan, Korea, the USA & Mexico. I am author of Understanding The Woman In Your Life, a book of advice for men about relationships with women. In my work as director of Lifeworks I provide therapy,  training and supervision. I am a Phd candidate, studying the interpersonal dynamics of power, and am currently director of an MA in Spiritual Psychology for Ryokan College, an accredited online institution based in LA.

2016年9月22日木曜日

Case #85 - 水のないプール

ダニエールの話を聞いて私は胸がとても悼んだ。彼女も夫も二人とも教師で、よく一緒に旅行したり、外国で英語を教えたりしていた。彼らは大学で知り合い、二人ともクリエイティブでスピリチュアリティに興味があり、美術が好きで、一見、とても仲がいいように見えた。
しかしある時、夫はフランスに美術展覧会のために行ったきり戻らなかった。彼はダニエールになにも言わず、なんの相談も無しに行ってしまい、不法移民としてフランスに滞在してしまったのだ。もちろん、このことはダニエールをとても悲しめた。また、時が経ってもそれは変わることはなかった。彼はダニエールをフランスで一緒に住むように呼んだりはしなかった。ただ何回かたまに帰国することはあった。夫と会ったときもなかなか話を持ち出せなくて、ダニエールはこのことでとても傷ついたことを打ち明けてくれた。
彼女は自分の人生が中途半端なところで止まっていて、自信を持って前にすすむことができなかったし、その状況を解決するすべも分からなかったと話した。
しばらくしてから、知人より夫が前の年にフランスで亡くなったということが耳に入り、このことはダニエールを更に追い込むことになった。夫が亡くなってから離婚をすすめるのはとても難しく、彼女を苦しめることになったのだ。
彼女は自分の人生が「基盤から崩れ落ちてバラバラになった」と表現した。
そして次の6年間、少しずつ人生を再構成していったのだ。彼女は様々なスピリチュアルな体験や、哲学、個人的成長などに時間をかけ、今までの悲痛な体験から自分を解放する努力をしてきた。
今は元通りのしっかりとした基盤を築き上げることができたように感じたが、問題は新しいパートナー探しだった。夫がなくなってから何人かの人とお付き合いをしたが、どれも長くは続かなかった。
今はもっと真剣なお付き合いをする心の準備ができていて、現在も付き合っている人がいたのだが、彼女のあいまいな態度のせいであまりうまく進んでいなかった。
彼女はその気持ちをプールの端に立って、怖くて動けなく、なかなか飛び込めない気持ちと似ていると表現した。
彼女は過去にとてもつらい経験をしたので、確かにこの表現は彼女にあてはまっている。私はこの表現を用いて彼女の気持ちをより深く掘り下げていき、言った。「前回はプールの中に水がいっぱい張っているように見えたので、あなたは飛び込んだのですが、実は水が入っていなく、痛い思いをしたのです」と。
そのためプールにどれくらい水が入っているかを確認するのがとても重要になってくると指摘した。私がこれを相手の「陰」をしっかり見るという比喩を用いて、彼女が昔に比べて相手の「陰」を見極めるのがうまくなったかを聞いてみた。
しかしダニエールは自分自身がどのような「陰」を出しているかに焦点をおきたかったので、私は通常はこのようなことはしないのだが、彼女の今までの話を聞いていて彼女は既に自分自身がどのような姿かは見出していて、自らの「陰」がどのようなものであるのかを知っていると指摘した。
そして、彼女ではなく、相手の条件に焦点をあてるように言った。
もちろん、通常はクライアントに焦点をあてるのだが、クライアントがすでに様々な方法を用いて「自分探し」をしている場合は、外の世界に目を向け、他人を評価することに目を向けさせたいのだ。
ゲシュタルトで重要なのは、「決まったやりかた」をしないということだ。一人のクライアントに用いられるものが他の人にも有効だとは限らない。それは人によって、その人の成長能力、必要、自己意識、今欠けているものがそれぞれ違うからだ。ダニエールの場合は「成長するべきもの」は恐れや「自分のつくった相手のイメージ」というものを取り除き、真に相手の姿を見る能力だった。
ゲシュタルト法ではクライアントが自身の感性や身体的感覚、今体験していることを見つめ、地に足をつけて歩めるように助けたいのだ。
そして、今回のように比喩を用いてどのように前に進んでいったら良いかという説明もしている。
このように相手が持っている世界や使っている言葉に自分自身を合わせることにより、相手の心を開いていくことができるのです。


2016年9月15日木曜日

Case #84 -

リリーは明るい女性だった。私は彼女の いきいきとしてフレンドリーな性格が気に入った。彼女がいると場が明るくなった。私はそのことを彼女に伝え、また彼女の存在を感謝していることも伝えた。彼女とはすぐにうちとけることができたし、セラピーの場で明るさという良い性質を持ち合わせていて、非難するところのない彼女にどのような悪いところがあるのか全く分からないと言った。
彼女は他にもたくさんの人からこのような素敵な言葉を頂いていたことを言ったが、彼女のそのような性格は見せかけで、本当は裏で何か隠しているのだと言う人々もいた。
もしかしたら本当にそうなのかもしれないが、一見みた所わたしにはまだ分からなかった。そこで彼女に自分が隠していそうなこと、例えば怒りや憎悪などを挙げてみる様に促した。しかし彼女は何も思いつかなかった。なので、私はそれ以上根掘り葉掘り聞くつもりはなかった。もしかしたら本当に、ただいつも明るい性格の人なのかもしれないからだ。
私が彼女に年齢を聞くと38歳、独身と答えた。私は彼女のような素敵な女性が相手を見つけられないなんて、なんておかしなことだろう、と言った。彼女は自分でもうまく説明できなかったが、ただ一つ言えるのは男性とのパートナーシップを築くための深いつながりを誰かと持つことができない、と答えた。もちろん、私が推測したように彼女を慕う男性は山ほどいた。
彼女はまた、友達があまりいないということもうちあけた。このことも私にとっては彼女に合わない、おかしなことに聞こえた。
彼女は子供のころ他の兄弟たちとの年齢差が大きかったため、兄弟と遊んだりすることがなく、また彼女が学校に通っていた村も同い年の子供がいなく、学校にいっている時には友達があまりいなかったのだと話した。
これでやっと謎がとけた。彼女は人間関係の築き方を学んでいなかったのだ。こんなにも明るい性格なのに、なぜだか友達の作り方をしらなかったのだ。彼女の説明を聞いても、まだ、私は彼女が友達を作れないということに納得がいかなかったので、グループの中にいる5名を選び、彼らとの話をし、友情関係をさぐってみるよう促した。
しかし、彼女はなかなかその5人を選ぶことができなかった。それは、相手と生理的に合うかどうかを考えてしまっていたからだ。彼女は恋愛関係のように、友情は自然とお互い何か感じるものがあるのだと思っていたようだ。
そのため、自ら彼女が相手とのつながりを求めていかないといけないということを私は説明した。彼女は他人と友情関係を築くことについてなんとなく受動的のようだった。もしくは友情関係の築き方を知らないようだった。
彼女がやっと一人選んだので、その人に出て来てもらい、彼女にその人と対話をしてもらうようお願いした。しかし、予想通り彼女は会話をどうはじめたらいいのかが分からなかった。なので、私が助け舟を出し、相手と友達になりたいということと、その人のことをもっと知りたいということを言うように促した。
彼女が話はじめて分かったことは、相手に関してすぐ色々と決めつけ、その人を非難してしまうことだった。もしこれが一つの性質だけで、相手とそのことについて話し合うのならともかく、彼女はどんどん相手のことに関して色々と決めつけ、その人を批判してしまったのだった。
彼女はまた、頭の中で声がしその声が「この人との関係はたぶんうまくいかないだろう」と言っていると訴えた。私はこの「声」を「妨害者」と呼び、彼女の隣にクッションをおき、邪魔されずに会話を続けられるよう、「妨害者」から自分を切り離すように言った。だんだんと彼女自身あまり社交性がないということが分かってきたので、私は彼らの対話を助け、相手との共通点をどう見つけたらいいかを教えてあげた。
このようにすることはコーチング、つまり実践的なことの助けの一例であった。彼女とはこれからもう少し時間をかけて探って行くべき心の問題はあった。しかし子供のころ養うことのできなかった基本的な対人関係の持ち方は、今すぐにできることの一つであった。彼女が言った「妨害者」を含め、他の深い問題はあとから探っていくことも可能である。彼女が今必要としているものは、アクティビティでやったように誰かとうまくつながる、という新しい体験だった。
ゲシュタルト法には特に決まった形はなく、物事を無意識から意識化させることにフォーカスをしている。しかし、洞察力だけをたよりにしているわけではない。物事には、いつもと違うことを試してみる時と場合がある。そしてゲシュタルト法には二つの側面がある。それは物事を意識化させることと、実体験を通して学ぶことだ。もちろん、タイミングはとても大切だ。まだ心の準備ができていない人にこのアクティビティをさせてもうまく人間関係を構築できないし、対話というアクティビティの中で長々と話しすぎるのもよくない。
だが、このアクティビティをうまく活用することで物事に新しい息を吹き込むことができるし、私がクライアントの話をただ鵜呑みにするだけでなく、実際にクライアントがどう他人と接しているのかを見る事もできる。こうすることにより、クライアントがどのような人で、どのようにセラピーを行ったらいいのかをよりうまく理解することができる。

2016年9月3日土曜日

Case #83 - 今まで大変だったけど、一人でかかえず私とその問題を共有してください。

アデルは政府機関のカスタマーサービスセンターで20年間働いていて、お客さんからの評判は良かったし、自分の仕事もうまくこなしていたが、仕事以外ではあまり社交的ではなかったと話してくれた。同僚は彼女の文句を言っていたし、どこにいってもなかなか友達ができなかった。彼女は人との繋がりを求めていたが、ひとりぼっちで、友達もわずかしかいなく、なかなか前へ進むことができなかった。
彼女はまわりの人が自分の努力を認めてくれず、彼女のことを拒否し、また自分自信の存在が嫌になってきたと何度も話した。
私は彼女の話を聞くうちにだんだんといらいらがつのって来た。また彼女に対し優しさや思いやりではなく、彼女のことを否定し、彼女から逃げてしまいたい気持ちになってしまった。そのため私は落ち着きがなく、居心地が悪くなった。
そして私は彼女に「アデルさん、今あなたのしている問題への対処法はうまくセラピーへとつなげることができていない気がします。私はあなたの話を聞くなかで、あなたに近づくのではなく心が遠ざかっている気がします。私は自分がいらだって、あなたの話を聞きたくなくなってしまっています。お願いですから、『物事の話をする』のをやめて、私と一緒に今現在をみつめてくださいませんか。」と言った。
彼女は話をやめたが、とても緊張した様子で私と目を合わせなかった(彼女は話しをしている最中も、始終部屋を見回していた)し、悲嘆に暮れているようだったが、彼女の「悲嘆」は私が共感できるものではなかった。
そして、私は力強い声で彼女に言った。「アデルさん、あなたはほんとうに大変な人生を送っています。あなたは人とつながっていなく、私とのつながりさえも、今断とうとしています。お願いですから、今ある人生と向き合い、私の目を見て、私と心のつながりをもってください。わたしはそうする心の準備ができていますが、あなた自身にもそうしてもらわないとお互い認めうことができません。」
彼女は最初はそれを否定したので、私は話をするのをやめるようお願いした。今は、彼女は自分が悲劇のヒロインであるストーリーしか見えなかったので、彼女の注意を十分にひく必要があったからだ。
彼女は話をやめ、恐る恐る私を見た。私は彼女に優しく話しかけ、彼女との心のつながりがだんだんと築かれていくのを感じていることを伝え、彼女にもそうするよう促した。最初は難しかったが、彼女は徐々に私との心のつながりを持ち始めることができた。そして、彼女が今ある人生を見つめはじめるにつれ、私の心もだんだん柔らかくなり、そうなっていることを彼女に伝えた。また、今彼女の人生でどのようなことが起こっているかにも関わらず、私は今彼女と心がつながっていて、彼女を支えるためここにいるということも伝えた。彼女は私の言葉をゆっくりと受け入れたが、妙なことにそれを受け入れるのもしぶしぶとだった。彼女のように、ある人々は誰かからの助けを心底求めているのだが、自分の悲劇のストーリーにとらわれすぎて、そのような助けをなかなか受け入れることができないのだ。なので、彼らの物語にはられた「霧」を切り開いていくには多大なエネルギーと直接的な介入が必要となるのだ。

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